avectoi17’s blog

関西の大学3年生!私の思惑ブログ。

あえて言わないやさしさ

この前先輩と話してて、あえて言わないやさしさとあえて言うやさしさについて考えた。

 

相手のことを思って苦言を申すときってあるじゃない??私の前ではいいけど他の人の前でだと都合が悪いだろうから言って気づかせてあげるとかね。

一方で、言って気づかせるのもいいけど、一番の学びになるのは自分で気づくことじゃない?だから、あえて言わないで本人が自分で気づくまで見守るとかね。

 

どっちもどっちというか、どっちも大事だと思うし、全部ケースバイケースだから結論全部やさしさだよねとはなるんだけど、その先輩はバイト先ではあえて言わないようにっていうのを徹底してるみたい。本人のためっていうのもあるけど、それよりも人間関係を大切にするっていうのが大きな目的らしい。

いくらバイトだとしても、楽しくなかったら行くのも億劫になっちゃうし、人間関係が悪かったら雰囲気も悪くなる。大体指摘されることって考えればわかることだったりいつかは気づきそうなことだったり、あるいはもう気づいてることだったりして、そこを指摘されるのって人間みんなそこまでいい気はしないよねって。指摘することであの人にこういう風に言われて…ってなるとその相手に対していい印象が減るわけだから(返上できるならまだしも、こういうのはちりつもだから…)無意識的にその相手に対して苦手意識を持つことになる。そうなると働く環境も雰囲気も落ちちゃって…って考えたら言わなくてよくね?ってなったって言ってた。

 

私はある程度早く気づいてできることを増やしてほしいって意図で(バイトなんてみんないつ辞めちゃうかわからないんだから、早く成長してもらってなんぼって思ってる)よく指摘をするんだけど、できることが増えたり仕事をする上で視野が広がったりするともっと仕事が楽しいって思える気がして。

 

 

 

ただ、それはバイトでの話であって、もう引退した団体の後輩に関してはあえて言わないやさしさを発動していたつもり。

情報を取っていくにしても自分で調べたり自分から聞いたりして主体的に動いた情報のインプットはすごく大きな意義があると思うんだけど、人から与えられた情報ってするするっと抜けていってしまうもの。自分の経験からもそう言えるからこそ、あえて見守って、助けを求められたら手を貸すという具合に関わっていた。

 

どちらのやさしさも大切なやさしさだけど、こういうどっちにする?を選択するときに、しっかり説明できるくらいの意図・根拠を用意したうえで行動していきたいな。

そうしたら気づいたときにはすごい人になっちゃってるかもなーって(笑)