avectoi17’s blog

関西の大学3年生!私の思惑ブログ。

独占欲の化身

 

独占欲が強い。これは私の大きな特徴のひとつだ。
嫉妬しがち。これも独占欲が強いという私の大きな特徴の副産物的な特徴だ。

そんな自分の性格は認めたくはないけれど、仲の良い友人からはそう分析され、自覚せざるを得ない状況だ。
相手が恋人ではなく友人であっても、その友人が親しい私とは別の友人と遊んでいるときでさえ嫉妬するのだ。自分の嫉妬深さにため息が出る。独占欲が強いが故の嫉妬深さ。これはなかなかに鬱陶しい。

私には中高同じの親しすぎる仲の友人が3人いる。大学生になってバラバラの生活を始めてからより一層、彼女らの存在の大きさに気づかされた。彼女らにも彼女らの友人がいる。そんな彼女らが私以外の友人と遊んでいるのをみると、彼女らの口から他の仲良しさんの名前が出ると、途端に自分の存在意義を見失う気がするのだ。これは過剰表現すぎたかもしれないが、少なくともああ、私はこの人の1番にはなれないんや…って思ってしまうほどに「重い」人間なのだ。

自分でもため息が出てしまう。

誰かの「1番」が欲しい。独占権が欲しい。特別枠への招待券が欲しい。
重たすぎるけれど、そう願ってしまうほど人を信じることへの大きな恐れが私にはある。

人に裏切られたとか人が信じられないとかそういうことではない。ただ、確実性が欲しくて。ただ、安心材料が欲しくて。ただ、私のことを絶対に大切にしてくれる人が欲しくて。

ああ、文字に起こせば起こすほどものすごく自分の執着心の強さと言うか、独占欲の強さと言うか、重たさが際立ってきてしまう…けれどこれが私の本心だったりする。
だから、この人の1番にはなれない、特別枠へ招待してもらえない、そう思うと咄嗟にその人に興味がなくなってしまうのも私の短所のひとつだと思う。

私にとっての1番の枠も一つしかないし、特別枠も数が限られているというのに相手にそれを求めるなんて馬鹿げている。そう思うのに。

だから私は勝手に、相手の「〇〇枠、1番」って位置づけで自分を納得させようとする。そんなことでもしないと自分がなくなってしまいそうで、自分の存在意義を見失ってしまいそうで。

「あなたが特別だ」「あなたが一番だ」その言葉に安心を求める私は、本当に愚かなのだろうか。そんな見た目は薄っぺらい言葉であっても私はそれにすがりたくなるくらい脆い人間なのだ。

それに気が付いてからこれまで、私は自分の居場所を探し続けてきた。

これからもそんな私をも受け入れてくれて、大切にしてくれるような人たちの中に自ら身を置きたいと思う。私は私らしく、こんな私の一面をも自分だと受け入れられるように生きていきたいな。