avectoi17’s blog

関西の大学3年生!私の思惑ブログ。

お金、時間、労力、意識…

渡航するかどうかっていう意思決定の際に必要な要素として4つ考えられる。

お金、時間、労力、意識だ。

 

現状、この夏の渡航希望者がほとんどいない。これはなぜかというと上記4点を総合評価して渡航しないと意思決定を行う人がいるからだ。

 

そこで浮かぶ疑問。そもそも渡航ってするべき?

わからない。団体としてはきっとするべき。渡航が再開して3回目の渡航となる今年の夏渡航。1回目は様子見、2回目は少し余裕を持ってプロジェクトベースで、3回目はより長期的な視点で、というようにようやく持てる視点に深みをもつことができるはずだし、より有意義な内容の渡航になるのではないかと思う。

そしてうちの団体の最も満たすのが困難な条件を今後ともクリアしていく必要を考えると、今回の渡航で「渡航経験者」を作ることが必要だ。また渡航に行った、行かなかった、で今後の活動へのモチベーションもかなり差が生じてくることはこれまでの経験から明らかだ。これらの視点からこの夏は渡航するべきだと考えている。

 

一方で、渡航の必要性をそこまで考えていないからこそ、他人任せになり、自分が行かなくても…と他の合理性のある理由を提示して渡航に行かないという選択をする人が多いのではないかと思うため、そしたら渡航なんてやめてしまえばいいんじゃないかと思ってしまうのも正直なところだ。

 

正直、私は2回の渡航を経験して、もう1回渡航しようとは思えなかった。確かに楽しかったし、帰りたくないくらいに充実していたし、子どもたちや現地の関係者とまた会えた喜びも十分に感じられて、2回目の渡航を後悔しているわけではない。

 

 

 

最近団体で活動していく上で感じる孤独感というか大変だな~しんどいな~ってアップアップになるのがだんだん浅くなってきていて、その理由を考えてみた。これまでは「この大好きな団体で頑張る大好きな人たちのために」頑張れていた。みんながうちの団体に入ってよかった~って思えるような環境づくりをしたい、活動をサポートしたい、そんな思いで運営側として活動してきた。

まだ、後輩たちが楽しいです!入ってよかったです!とそう言ってくれているのが救いだけど、なかなかにしんどいなぁと思うのは同期や既存メンバーの意識の部分かなと思った。

うちの代が始まった当初は、これまで見てきた先輩方がそうであったように、4月くらいになったら就活だのなんだのって3年が活動に来なくなることを懸念していた。そうなったらやだな~なんて言っていたが、そんなのは杞憂に終わり、それ以上の悩みになっているのが嬉しい。(幸せな悩みだなと…!!)この時期の予測していた悩みと言えば、同期が就活を理由に活動に来なくなることだったのに対し、現状の悩みは活動にフルコミットしてくれている同期たちへの不満を抱いていることだ。このことに気づかされた時、ないものねだりだな~なんて思った。

 

ただ、その高いコミット率を保てているのであればより高みを目指したいと思ってしまうわけで…人はそうやって発展してきたんだから。

 

自分が心掛けていることを人に強制するのはいやだけど、こういう心持で生きてほしいな~なんて周りに求めようとしてしまう。そんなことをつらつらと書いてみる。

私は運営委員会の一員として2期目を全うしている。運営委員会は今の団体のことだけでなく、過去の活動や将来の活動までに目を向け、これからの長期的な視点とこの代の短期的な視点とを持ち合わせて意見を持っていく必要がある。先のことばっか見てても、地に足ついてないようなことになりかねないし、あまりにも現実主義すぎると現状維持以上のことを見込めないし、というのでかなり自分の中でも葛藤はたくさんある。

1年を見通して行う今のタスクだったり、今週の活動を見越して行う今のタスクだったり、現状としてある課題をやっつけるためのタスクだったり、とマルチタスクの苦手な私からすると常々タスクに追われている。それもこれもみんながのびのびとやりたいこをと全力でやれる環境にしたい、という私の理想像があるからこそ事務作業であっても地道なコミュニケーションであっても頑張れていた。

1年生の秋から運営委員会の一員として活動したことで、先輩に意見することに臆することだってあったし、他のプロジェクトに所属するメンバーとは種類の違うタスクだったり悩みだったりを持ち合わせていたからこそ、大変だったな~って思う。

そして最上級生になって、本格的に団体を引っ張っていく側として、今の運営委員会はとてつもなくよく機能していると思うし、本当によくやってると思う。それぞれがやることを確実にこなし、お互いにフォローし合いながら全体も将来も見据えて考えて動けていると思う。slackを開けばたくさんのチャンネルが動いていて、たくさんのチェックが入っていて、これどうなのって連絡するとすぐ対応してくれて、こうしたいんだけどって相談するとたくさんのアドバイスをくれて、活動外も活動内も含めて本当によくやってると思う。(えらそうだけど、2年目の特権ということで…)

2年生で運営委員会をやってくれてる2人には本当にありがたいなって思ってて、自分が実際にそれを経験したからこそ、本当に大変なのは分かってるつもりだし、めちゃくちゃえらいなって思ってる。

3役はそれぞれ重めの責任感に押しつぶされそうになりながらもやることやって、他の人のフォローして、常に先をみて動いてくれてる。

そんな5人が本当にすごいと思う。特大サイズのありがとう!!!を伝えたい。

 

運営のみんなを観察して気づいたのは、相手への気遣いがすごいということ。

私はどうしても当たり前でしょって思っちゃうことが多い。自分ができてることは人ができてるべきだと思ってしまうことも多い。だからこそ、ちょっとした「ありがとう」がなかなか言えない。

でも他の運営メンバーはちがくて、私の管轄のことを進めただけで「ありがとう!」とか、私が分かる範囲でこたえると「ありがとう!」と必ず返ってくる。必ずです。

これどうなってる~?って聞かれてこうだよ~って答えただけで「ありがとう!」って。それも私がやって当然のことを下までなのにってことでさえ、お礼を言われる。みんなの中では結構無意識なのかもしれないけど、その心づかい、プロだなと思った。

私も見習って最初は意識的にそれを取り入れてみるようになった。そもそもの自分の意識も変わったし、当たり前のことを当たり前のようにこなすことの大変さを知っているからこそ、心からありがとう!って思う回数が単純に増えた。

 

そんな私がおこがましくも、周りを見渡してみると、プロジェクトに所属しているメンバーも同じように思ってるんだろうなと感じるようになった。

「運営だから」「立候補して運営になったんだから」

多分根底にはこういう捉え方をしているのかな~なんて推察してみたり。

急ぎでこれお願いします!!!とか運営の動きが遅いからとか、そんな風に言われることもある。運営ってしょーみなんもしてないんでしょ、って言われたこともある。直接的に言われなくたって、そういう風に思われてるんだろうな~って発される言葉の節々から感じ取ってしまうからどうしても気にしてしまう。

ついこの間まで私もそういう物事の捉え方をしていた側の人間だからこそ、余計にそこが気になってしまうようになった。

こういった「心無い言葉」で「団体のみんなのために」ってモチベーションで頑張っている運営(少なくとも私はこのモチベしかないくらいに高いモチベだった)は傷つけられている、と捉えてしまって、あー大変だな~ってなった。

 

「感謝してほしいとかそんなんじゃないけど、こっちがないんかを与えてるって状況の時に、相手には最低限の義務っていうか礼儀として与えたいって思えるような存在であり続けてほしいって思っちゃう」って友人の言葉が刺さった。

「これが偽善なんかもしれんけど、実際に労力を使ってる、その労力の上でやりたいことしてるっていう関係が事実としてある以上、お互いwinwinであり続ける必要あるんじゃない?て思う」って言葉もくれて、すごい共感した。

 

2年も運営やってくれてありがとうとかそんなのは確かに嬉しいけど、それを求めているんじゃなくて、(だって私もそれなりにやりたいと思ってその役職に浮いてるわけだからみんなと同じようにやりたいと思ったことをやらせてもらってる状態ではあるにはあるからね)ただ、それ以上に「みんなが全力で活動できる環境を整えたい」っていう思いでやるべきことを中心に役職を全うしているからこそ、どうしてもその「与えている」って感情になりやすく、そこに対価を求めてしまうんだろうなと自分の中で解決した。

 

お互いに思いやりを持って活動していかないと溝ができてしまうし、お互いにリスペクトを持って活動しないとどうしても相手を蔑ろにしてしまうということは容易く想像がつく。そうならないために、自戒の意味も込めてこんな独り言を綴ってみた。

そういう関係性じゃないと、継続していくことって難しいもんね。

 

 

 

で、渡航の話に戻ると…

正直なことを言うと、「お金」が理由なのは絶対にどうにでもなる。これまでの経験から間違いなく言える。

「時間」と「労力」に関しては「お金」も同様に、できるだけ削減できないかというところを探っていて、そのために動いてはいる。

これら3つの要素に関してはどうしても一番言い訳にしやすいものであるため、もっと根底には別の理由があるんだろうなと思っている。

一番大きく関係してきているのが「意識」というところだ。渡航の意義を理解していたり、自分が渡航しないと次に繋がらないという意識を持っていたり、自分ごと化して考えられているかどうか、というところが一番の要因なのではないかと考えている。これはまた気が向いたら書こうと思うけれど、それがあまりにも他人事化しすぎているからこそ、対立構造が生まれ、責任の押し付け合いが始まってしまうんだろうなと。

 

はー課題は盛りだくさん!1年じゃ足んないわ!残りも頑張る。

折れずに最後まで頑張る!!!!!!長い独り言にお付き合いいただきありがとうございました!