ミセスの中で一番好きで何回も聞いた、In the Morningの歌詞について書いていきます!
サビでめちゃくちゃ沁みるし、ひとつひとつの言葉が沁みてきて、受験生の頃は夜の帰り道に自転車を飛ばしなら聴いていたのを思い出します。受験期に聞いていた曲って何となくその頃の感情がこみ上げてくるのでその曲自体を遠ざけてしまっていますが、このIn the Morning だけは今でも聞き続けています。
ほんっとに歌詞がめちゃくちゃ沁みてくるんで是非一度聴いてみてくださいね!
早速歌詞いきまーす!!!
“Baby 悲しまないで 迷いそうなら 大きく息を吸って
Baby 偽らないで 自分を忘れそうなら そんな奴らとは 離れなよ
自分を偽って、自分を取り繕うとするならそんな奴らとは離れなよってところ、初めて聞いたときにハッとさせられたんです。自分を偽るくらいなら、そうしないと一緒にいられないような、自分らしさを失ってまで一緒にいるべき相手って離れた方がいいよなって。そんなところで無理して、我慢して、自分を押し殺して、何になるのかと。人間関係は安定していたころでしたが、大切にしようと思ったマインドです。
“持っているだけの愛なら 分け合えるはずだから
愛とか友情とかって目には見えない大切なものじゃないですか。それって測れないし、相手の思ってくれている量と自分の思っている量が同じとは限らないし、そもそも相手の物差しと自分の物差しとでは全然別ものである可能性の方が高いし。それに愛って無限にあるものだと思ってたんです。愛って『無から有を作り出す源』だと思っていた反面、愛を感じられないときはとことん0だと思ってたんです。自分の気分が乗っていないとき、誰かに愛情を与える余裕なんてないと思ってたんです。でも持っているだけの愛なら、それは多くても少なくても分け合えることができるはずだからって歌詞に、愛の不確定さを感じました。というのもいくら自分に余裕がなくとも、少なからずの愛(親切心とか思いやる気持ちとか)って確かにあったんです。困っている人がいるから声を掛けてみようっていうのはいつでも自分の中にありました。だから今自分の持っている愛を分け合えるはずだからって言われて自分の愛の無限さを再認識したし、自分の考えの浅さを痛感しました。
“頑張って頑張って 創りあげたモノが 簡単に簡単に壊れても
笑える朝でいたいな 笑える人でありたいな
これ、サビなんですけど、めちゃくちゃ私やんって思いました(笑)なんか笑ってたらなんでも吹き飛ぶんです。笑ってたら辛いことだって吹き飛びます。へらへらしなさいってことじゃなくて、誤魔化せってことでもなくて、そうじゃなくて、大きな心を持っていたいなって…うーん、なんかちがう??とにかく、めちゃくちゃ好きな一節です!!
“Baby 着飾らないで ありのままが 素敵だって知ってるかい?
Rainy 激しい雨も やがて気づけば腫れていることが ほとんどだ
楽しいことが少ないから 批判的になるんだろう?
ここがいっちばん好きなところ!!!
「楽しいことが少ないから 批判的になるんだろう?」
みんなが批判的になったり、マイナスな感情を抱いたり、誰かの悪口を言いたくなったり、自分のことを卑下したり、誰かを羨ましがったり、そういうときって大体自分がうまくいっていないからうまくいっている人、楽しそうに過ごしている人のことを悪く思うのかなって思います。自分が楽しいときって周りが楽しいとかどう過ごしているかとかって気にならないじゃないですか。
一番わかりやすい例はインスタかな。インスタの中はみんなの生活のきらきらしたところ、充実したところ、楽しいところの切り取り。写真映えしようと何百枚も写真を撮り、小物の配置を数ミリずつずらし、日光がうまく差し込むようなところに撮影場所を設置し、みんなで記念写真を撮り、みんなで囲う、美味しいものたちをおいしそうに写し。自分が一人の時、自分が充実していないとき、いいな~ってなるし、自分は寂しく過ごしているのにみんなで集まって羨ましいな~ってなるし。精神安定の面で考えると本当に悪影響しかない媒体ですよね。(笑)仲良しの見せつけというか。そういう風に捉えてしまう自分も嫌になっちゃいますが、もちろん自分が投稿する側になったら、そこまで深くは考えていないし、むしろこの楽しい空気を誰かと共有したい!そんな思いでいます。(なんか長い)
自分に余裕がないから他人を干渉し、批判的になるんだろう?って問いかけにハッとさせられたって話です。
“傷ついて傷ついて 隠すしかなかった 大切な大切な本当も こんな処で亡くすなよ
誰もわかっちゃいないわけでもない
誰もわかっちゃいない!ってなるときめっちゃないですか?私、結構あって、この自分の辛い気持ちを分かってくれる人ってどこにもいないよね!!!!ほんと辛い!!抱え込んでるんだから!!って悲劇のヒロイン風な人格を持つときがあったんですけど、実はそうでもないんですよね。「誰もわかっちゃいないわけでもない」んです。話せばわかろうとしてくれる友達がたくさんいて、同じように感じてくれる友達もいて。大人にはわかってもらえるかどうかわからないくらい少し細かい、センシティブなところがあったので大人にはわかってもらうことを期待したことはありません。だけど誰もわかっちゃいないわけでもないんよね~って気が付いてから早めにSOSを出せるようになったし、吐き出せるようにもなりました。自分一人で悲劇のヒロインしてた頃がばからしいくらい。
“ひどく深い夜なら そろそろ慣れちゃいそう
独りでさまようには 寂しさが邪魔をする
「キミだけを見ていたい」
光は遠くただ暗い 暗い
でも でも
頑張って頑張って 創り続けてみよう 大切な大切な本当を こんな処で亡くすなよ
笑える朝を迎えに行こうか 今
感動のCメロ。なんかよくわからんけどここまで1節一節について語ってしまったら書くことがなくなってしまった。(笑)ここの盛り上がり方が異常にえもいので早く聴いてください(笑)
これを爆音で聞きながら夜の道を自転車で爆走してとーっても清々しい夜を過ごしていました。(笑)
ミセスの歌詞ってどれも本当に深くて、普段考えていることに対する助言かなって思うようなヒントをくれるときもあるし、辛いな~の原因を発見するきっかけをくれるときもあるし、そんな考え方があるんか!って新しい収穫を経験させてくれるときもあって、いちいち歌詞がいいんです!!もちろん歌声もメロディーも全部全部が素敵で大好きなんですけど、やっぱり歌詞って手紙みたいな感じで、作詞者の考えが炸裂する部分で、考えさせられるようなものを作って音楽に乗せてお届けしてくれてる感じが、なんか文通してるみたいな、なんかえもえもさを感じてしまうんです。(あちらからの一方通行なんですけどね)
だからこそ音楽が好きだし、歌詞を重視してしまうんです。
今日は大好きな曲の歌詞について長く長く語ってしまいましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました!楽しかった!!!