最近、これやりたい!!ってことが見つかった。
ここでは「機会創出プロジェクト」とでも呼ぼうか。
私は兵庫県姫路市で生まれ育ち、大学生になって大阪で一人暮らしを始め、コロナの恩恵を受けて東京へも頻繁に出向くようになった。
高校生の私はこんな未来を全く想像もしていなかった。
むしろ逆だ。
私は広島の大学への進学を希望していて、さらに地方へ行こうとしていた。
まあ不合格だったのでこうして大阪に出てきたのだけど。
何度考えても私の進学先の選択肢として「東京」が上がったことはなかった。
理由は特にないが挙げるとすると、東京は人の住むところじゃないと思っていたから。人込みは想像しただけで疲れるし、行ったことなかったから心無い人がいっぱいで、とにかくみんな、自分のことで精いっぱいなんだろうな、せかせかした世界なんだろうなって勝手に想像して。それから私の周りも関西に留まる進路を考えてる人が大半だったからそもそも選択肢に含んだことはなかった。
京都には住みたかったから今の大学も出願したのだけれど、合格通知をもらってよくよく調べてみると私の志望した学部のキャンパスは大阪にあった。笑
そんなわけで、第二の都市、大阪での生活がスタートした。
コロナのおかげでオンライン化が進み、私が進学するころにはみんな、その生活が慣れてきた頃だった。
だからこそ、東京のコミュニティに所属することを決め、コロナが収まりつつある中も活動し続けている。
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大学生になるまで、東京・大阪に興味もなかったし、人が多いんだろうなってイメージしかなくて。
大阪って選択肢は敢えて選んでいなかったけど、東京って選択肢は、そもそも眼中になかった。私の高校から東京の大学に進学する人が本当にひとつまみ程度で、なんで東京がいいんだろうって疑問だった。
そんな私が、大学生になって地方から大阪・東京に出てきて、気が付いたことがある。
…
「地域における情報・機会の格差」
地方にいたころは感じたことのなかった…都会に出てきたからこそ認識できた格差。
私は気づいてしまったからには気づいた張本人として、それを変える責任があると強く思った。
都会にいたら気が付かないだろう。またずっと地方にいたら気が付かなかっただろう。
そんな不平等に気が付いてしまった。
高校生までの期間で受けた情報や機会、出会った人や得た経験はこれからの人生における大きな要素となるし、これからの人生を決めていく選択肢の幅を決める。
それが、地方だからという理由だけで、選択の幅が狭まってしまうのは不平等だ。
理解はできる。人の多い都会で情報を発信した方がより効率的に情報の受け取り手を増やすことができるし、設けた機会への参加者をより多く、効率的に集められる。
ただその資本主義的な考え方によって、置いていかれる人たちが存在するということに目を向けることは大切な視点だと思う。
悲しいことに、
・都会で生まれ育って、これからも都会で生きる人
・地方で生まれ育って、これからも地方で生きる人
にはなかなか持つことが難しい感覚なのではないかと思う。
たまたま私は
・地方で生まれ育って、都会に出てきた人
になったからこそ、この格差・不平等に気が付いた。知れた。
無視して通り過ぎることのできないほどの不条理を感じた。
だからこそ、私はこの状況を変えていく責任があると思った。
高校生の時にこの格差に気づけていたら、私は東京に出ていたのかななんて想像する。
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幸いにも、今の時代は「オンライン」が当たり前の日常がある。
私は「オンライン」を使って、
全国の高校性を集めた、なにか…
を実現するべく、計画している。
その「なにか」をうまく表現し、実現できるよう、私の1年を使って全力で取り組む。
久々にワクワクしてる。
国際協力にはずっと携わりたいと思っていたけど、そもそも日本国内にも多くの問題があるのに放置していてもいいの?とも思っていた。
その両方が重なるところが見つかった。
私のやりたいこと、実現したいことが定まった瞬間だった。
どうしよう、ワクワクする…
「選択肢の幅を広げる」
そんな活動をしたい。
何様だ、なんて言わせない。だって気が付いてしまったんだから。
見過ごすわけにはいかない。
周りのみんなをフル活用して、向き合っていこうと思う。
私の1年を懸けて。