希望を持って毎日を過ごすために
執着しないことと
諦めないことの線引きはね、
「本当に諦めたくないことかどうか」なのよ。
人生、これだけは諦めたくない
ということまで手放さなくてもいい。
それが希望だから。
でも、希望を持つには痛みもともなうの。
だから、本当に諦めたくないこと
だけにしておきなさい。
『【精神科医が教える】執着心を手放すたった一つの線引き』
と言うタイトルの記事にこう書いてあった。
私、結構執着心がある方の人間で、
要らなくなったものも捨てられないのはこのせいでもある。
一度ほしいと思ったものは手に入れるまで欲しいって言い続ける。
人においてもそうだ。
一度大好きになった人からは絶対に離れたくないと思うし、
その人と過ごした時間は綺麗な入れ物に入れて飾っておきたい派だ。
必要以上に相手に固執してしまうというのは私の短所だと自覚済みだ。
執着とは;
ある特定の物事に囚われてしまうこと
らしい。もともとは仏教の言葉だそう。
囚われがちだ。
誰かにこう言われればそうだと信じ、それが真理だと勘違いする。
自分の考えはどこだ?と途中で気づくがそれまではただ
「あの人がこう言っていたんだからこうに違いない」
と思い込み、それが正しいと信じて考えを横取りしてしまう。
その「誰か」の考えに固執して一向に新たな考えを取り込もうとしないのも
私の短所のひとつだ。
別の人がこう言ったからじゃあこうじゃないか!となることも多い。
ああ、自分ってどこにいるんだろうって思うけど
でも次はその納得した考えに固執するようになる。
「執着」の定義が少し難しいが、
とにかく私は執着心がすごい。
執着することと諦めないことの違いはなにか。
執着することはそんなに悪いことなのか?
むしろ大切にする、一途であることの裏返しなのではないか、
こう思っていた。
「本当に諦めたくないものかどうか」
この基準を自分の中で持つことで、
私の執着心が少しでも落ち着けばいいなと思う。
諦め癖もある私だからこそ、
それでも譲れない!と言えるものがあるのかどうかは若干不安だが
なかったとしても新たなものを迎えるために
容量を整理する機会として思い切って取捨選択をしてみようと思う。