大切にするのは下手でも、大切だって事はわかっている
私には大切な人もモノも、大切にしたい価値観も生き方も、それなりにわかっているつもりで。大切だってことはわかってるんだけど、大切にするのは本当に下手で。
感情表現も下手で、大切に思っていても傷つけてしまうこともあって、時には否定してしまうときもあるし、気分が乗らなかったら全肯定することができないってときもあって。
それでも大切にしたいと、そう思えることって幸せなことだなと思う。
私は大切な人を傷つけてしまうときが多々ある。自覚しているのであれば直せよと言われそうだが、そうできないときがある。まだ私は幼いみたい。とても幼いから、少しずつ周りの人たちを傷つけてしまう。幼いからという免罪符を21歳の私が使っていいのか迷ったが、幼い、未熟、という言葉以外でそれを表現することは難しかった。
そんな私を受容してくれる、心の優しい人たちが私の周りにずっといてくれて、本当に素敵なシェルターを作ってくれてるなと、感謝の日々だわ…
私もそんな風に思ってもらえるような、もう少し大人な誰かのシェルターになれたらなって思う。
そもそもね、大切にするのが上手って、どうやったらなれるんだろう。
人間ってみんな不器用でしょう。大切に思ってるって事実が、大切にしてるっていうのには十分すぎるんじゃないかなとか思うよね。あまりにも傲慢かな。大切に思ってるって本人が言うのであれば、それは大切にしてるって事実であって。それを受け取る側がどう思うかはまた別の「大切にする」で、そのお互いの「大切にする」の価値観が合致するかどうか、あるいは理解・受容することができるかどうかっていうのがミソなのかな、とか思ったりした。難しいね、対人関係は。